News | ブラジルのネットベンチャー企業LocawebがIPO‐市場価値は純利益の30倍規模

­ニュース要旨 ブラジルでウェブサイトの運営などを手掛けるLocaweb社がブラジル証券取引所(BOVESPA)に上場しました。上場に伴う資金調達額はUS$325Mにのぼり、市場価値はUS$650M(同社の2020年の予測純利益の約31倍)と推定されています。 同社は、調達資金の半分ずつを現金とM&Aなどに充てたい考えです。107社とのM&Aの可能性を示唆し、すでに36社とコンタクトしたことも明かしました。 インターネット関連事業が伸びを見せるブラジル。今回のブログでは、Locaweb社の上場の狙いや、他社の米国での上場の背景などについて、考えてみたいと思います。   今回のニュースの着目すべき3点 1)... Read More

登壇者紹介 vol.9 – Omie社 Fabio Flaksberg氏

11月22日(金)に、第2回ブラジル・ジャパン・スタートアップ・フォーラム2019をサンパウロ市内で開催します。日本からもゲストをお迎えし、ブラジルと日本で注目の各種スタートアップやビジネスに迫る貴重な機会です。 お申込みはこちらからお願いします。 フォーラムの登壇者もこのブログでご紹介していきます。   Fabio... Read More

登壇者紹介 vol.8 – Agronow社 Rafael Coelho氏

11月22日(金)に、第2回ブラジル・ジャパン・スタートアップ・フォーラム2019をサンパウロ市内で開催します。日本からもゲストをお迎えし、ブラジルと日本で注目の各種スタートアップやビジネスに迫る貴重な機会です。 お申込みはこちらからお願いします。 フォーラムの登壇者もこのブログでご紹介していきます。   Rafael... Read More

登壇者紹介 vol.6 – ソフトバンク Felipe Fujiwara氏

11月22日(金)に、第2回ブラジル・ジャパン・スタートアップ・フォーラム2019をサンパウロ市内で開催します。日本からもゲストをお迎えし、ブラジルと日本で注目の各種スタートアップやビジネスに迫る貴重な機会です。 お申込みはこちらからお願いします。 フォーラムの登壇者もこのブログでご紹介していきます。   Felipe... Read More

登壇者紹介 vol.5 – ARPAC社 Eduardo Goerl 氏

11月22日(金)に、第2回ブラジル・ジャパン・スタートアップ・フォーラム2019をサンパウロ市内で開催します。日本からもゲストをお迎えし、ブラジルと日本で注目の各種スタートアップやビジネスに迫る貴重な機会です。 お申込みはこちらからお願いします。 フォーラムの登壇者もこのブログでご紹介していきます。   Eduardo... Read More

登壇者紹介 vol.3 – Aegro社 Pedro Dusso氏

11月22日(金)に、第2回ブラジル・ジャパン・スタートアップ・フォーラム2019をサンパウロ市内で開催します。日本からもゲストをお迎えし、ブラジルと日本で注目の各種スタートアップやビジネスに迫る貴重な機会です。 お申込みはこちらからお願いします。 フォーラムの登壇者もこのブログでご紹介していきます。   Pedro... Read More

STONEがNASDAQ上場で新たなユニコーンに

Stone

ブラジルの決済ソリューションを提供するStoneが2018年10月1日にNASDAQにIPO申請後、10月25日に上場しました。 IPO資料によると公募株価はUS21-23で約10億ドルを調達、企業価値としては約60億ドルを想定していました、公募後に株価が30ドルを超えたため、企業価値は約90億ドル、約1兆円企業になりました。新たなユニコーンの誕生どころか、もう一息で企業価値100億ドルを超えるデカコーンクラスの上場となりました。 StoneはブラジルのPaypal、Stripeになると言われていて、公開前にバークシャー・ハザウェイ、ジャック・マーのアントフィナンシャルからの買い付けを取り付けていたのも高株価になった要因と言われています。 創業2012年からわずか6年でのNASDAQへのスピード上場、ブラジリアンドリームという感じでしょうか。私も上場にあわせてWhatsappで友達のStoneの役員とやり取りしていましたが本当に興奮して喜びにあふれているビデオやメッセージが送られてきまいた。 顧客数約20万、上半期の売上高が約200億円ですが、前年同期比のほぼ倍増という伸び方を評価されての数字でしょう。市場が大きいブラジルはポテンシャルの大きさはワールドクラスなことを改めて見せてくれた案件です。 創業者のAndré... Read More

日伯投資家対談:インベスト・テック カルロス・ペッソア・フィリョ&BVC 中山充 Part 3

カルロス・ペッソア・フィリョ インベステックマネージング・ディレクター

ブラジル・ベンチャー・キャピタルのインタビューシリーズ。今回はブラジルのベンチャーキャピタル、インベスト・テックのマネージングディレクター カルロス・ペッソア・フィリョ氏と弊社代表 中山充の対談形式でブラジルのスタートアップ・エコシステムについて意見を交わします。 最終章ではブラジルのスタートアップのエグジットや海外投資家がどのようにブラジルのマーケットに参画するかについて語ります。   ブラジルのスタートアップのエグジット 中山:日本では、証券取引所がスタートアップなどの中小企業に対し門戸を開いたのはこの20年くらいのことであり、それがこの国のスタートアップのエコシステムにとって決定的な出来事となりました。 ある程度成長すれば新規株式公開(IPO)ができるようになり、実際にいくつもの成功事例が出てくることでポテンシャルのある起業家予備軍のメンタリティーを変えることになりました。 ブラジルのスタートアップにとってのエグジットはどのようなものがあったのでしょうか?また、ブラジルでも最近エグジットの選択肢は広がりつつあるように思いますが、どのように見ていますか? カルロス:その当時の大きなエグジットとしてはスブマリノ(Submarino)のケースが挙げられます。スブマリノは2005年の3月にサンパウロの証券取引所でIPOしました。 もう一つの重要な例は、1990年にシーメンスでの18年のキャリアを捨て、マンディックBBSというインターネットプロバイダーとして起業したアレクサンダー・マンディック(Aleksandar... Read More